SBIホールディングスは2019年8月21日、アフリカ向けの中古車輸出事業を始めると発表した。
日本の中古車をアフリカなどの新興国市場向けに販売するほか、車を購入する際のローン事業も展開するという。
SBIホールディングスは、傘下にネット証券のSBI証券、銀行業の住信SBIネット銀行、仮想通貨の取引所などがある。
新たに、中古車の輸出事業のためSBI Africa(SBIアフリカ)を設立した。
SBIホールディングスと、ジェイ・エー・エーが2008年に設立した合弁会社SBIオートサポートと、SBIアフリカが連携し、中古車輸出や自動車のローン事業などを手がけるという。
道路の整備が進んでいないサブサハラ・アフリカでは、耐久性の高い日本車の需要は高い。
日本でも、ナイジェリアを始めとしたアフリカから来日した起業家が、アフリカ向けの中古車やパーツの輸出を手がけ、成功している事例がある。
中古車の輸出とオートローンを組み合わせる事業は、現実的な選択とも言えそうだ。